【転職準備】転職したいと思ったときにやること4ステップ

転職・キャリアアップ

こんにちは。しろまるです。

今回は転職したいと思ったときにやること4ステップについてお伝えします。転職をしたい。でも不安。何からしたらいいのかわからない。というときに参考にしてみてください。

いつまでに転職したいか

まずは緊急度の確認です。あなたはいつまでに転職したいですか?

・今すぐに

・3か月以内ぐらい

・半年~1年ぐらいの間に

・特に急いでいないが、もしいい転職先があれば

ちなみに、緊急度に関わらずやることは変わりません。
やることにかける時間と動くスピードが変わると思ってください。自分の気持ちを確認してスケジューリングしましょう。

今すぐに転職したい場合の注意点

もう今の仕事をすぐに辞めたい、気持ちも体調も限界で、明日行くのも嫌だ。という場合は、まず、明日は仕事を休みましょう。気持ちが追い詰められているときは、転職についてやることを考えること自体が負担になってしまいます。

もし、うつ症状などが出ているなら心療内科を受診し、診断書を書いてもらい、休職をするという手段もあります。いきなり退職すると経済的な不安があるという場合は、休職中に傷病手当金(給与の6~7割が健康保険組合から給付)を申請し、療養して体調が回復してきたら、転職活動をするようにしましょう。

また、次の仕事が決まる前にとりあえずもう辞めたい、退職してすぐに次の仕事に就かない、という場合は、失業給付の申請をしましょう。退職時に会社に離職票を書いて欲しいと伝え、離職票が会社から届いたら、お近くのハローワークに手続きに行きます。
※退職してから手元に書類が届くまでだいたい1~2週間ほどかかり、申請してから受給まで、自己都合退職の場合は2ヶ月の待期期間があります。退職してすぐに給付されるわけではないという点に注意しましょう。

やること4ステップ

自己理解(自己分析)

まずは、なぜあなたは転職したいと思っているのか、理由を整理しましょう。思い付くままに書き出してみてください。

・現状に不満がある→給与・残業時間・休日日数・人間関係・仕事内容・通勤時間、など
・特に大きな不満はないが、ずっと今の仕事を続けていくのか疑問がある、もっとスキルアップしたい、手に職をつけたい、資格の勉強をしたい、など

次に、不満がある場合は、それがどうなったら理想的な条件・状況なのかを書き出しましょう。
特に不満がないという場合は、本当に自分がやりたいことは何なのかを書き出しましょう。今の時点でそれが出来るか出来ないかは関係ありません。否定的な考えは一旦置いておいて、思い付くまま書き出してみることが大事です。

そんな夢みたいなことどうせ出来ない、家族に反対される、友達に現実見ろって言われる、生活の為のお金はどうするんだと思ってしまうと何も思い浮かばなくなりますので、現実味がないことでも、子供の頃の夢でも、趣味や好きなことなども、どんどん書き出しましょう。現実的な吟味は書いた後にやりましょう。

大切なのは、自分の本音に蓋をしないこと、自分の本当の気持ちを無視しないこと、自分の中にいる小さい自分の声に耳を傾けることです。人にきちんと話を聞いてもらえるとわかってもらえたと安心しますよね。逆に上司などに話を聞いてもらえなかったり、そんな案はダメと検討せずに否定されると悲しいものです。自分が自分にそれをしないであげてください。まずは自分で自分に聞いてもらえたと満足感で満たしてあげましょう。きっと制限を付けずに考えて自由に書き出すのは楽しいですよ。そして、本音を軸に考えないと、この後のステップも本音からズレていってしまいます。

では、書き出した内容を整理していきましょう。
条件面(給与・勤務時間・休日など)で一番譲れない優先順位が高いものは何でしょうか。ご自身の中で順位を付けてみましょう。
やってみたい、興味がある仕事内容については、雇用(会社員)・業務委託・副業としてやる・ボランティアとしてやってみる、現職を続けながら資格を取るなど色々な選択肢がありますので、次の項目で検討していきましょう。

また自己理解のツールとして、無料で手軽に適職診断や価値観検査ができるjobtag(厚生労働省)というサイトも併せて使うのがおすすめです。履歴書職務経歴書を作ることも自己理解につながりますので、そちらの記事も参考になさってください。他にも自己理解の方法は色々ありますので、また別の機会にご紹介していきますね。

仕事理解(企業研究・求人情報検索)

では、条件面と仕事内容について、今どんな求人があるのか検索して情報収集してみましょう。色々な求人検索サイトがあって迷うという場合は、Indeedやハローワークインターネットサービスなど求人数が多いサイトから始めてみましょう。

条件に合う求人があったら、応募の条件を確認します。
未経験で応募ができるのであれば、その求人は候補としてキープしておきましょう。
資格や経験が必要な場合、ご自身がそれを満たしていたら候補としてキープです。

満たしていない場合は、資格取得の為のスクールや公的訓練(ハローワーク)などを調べます。経験が必要な場合は、同じ職種で給与などの条件を緩和して、未経験でも応募できる求人がないか検索してみましょう。未経験で応募できるが条件が下がるので生活していけないというのであれば、現職を続けながら、副業やボランティアなどで経験が積めないかを検討します。

求人検索と併せて使うのにも便利なのが、jobtag(厚生労働省)です。職業検索でその仕事に就くためにはどうしたらいいか、どんな仕事で、どんなスキルが必要かなどを調べられます。未経験の仕事に転職する際には、情報収集の参考にしてみてください。

条件を満たす応募したい企業がみつかったら、会社のホームページで企業理念や事業内容やどんな人材を求めているかなど、その企業のことを調べましょう。ここで働いてみたいと思ったら応募の候補としてキープしておきましょう。

啓発的経験

実際に転職をする前に、転職をした友人や先輩の話を聞いてみたり、興味のある業界のセミナーに参加したり、工場見学や企業見学をしてみるというのが啓発的経験です。いきなり動くのはちょっと不安というときにおすすめです。

企業見学というと新卒の学生の就活の時にしかできないというイメージがあるかもしれませんが、学生向け以外の見学もありますので、調べてみてください。

<参考サイト>

企業見学.com

関西の見学可能な産業施設ガイド(近畿経済産業局)

また、そんなに急いでいないという場合は、今の仕事を続けながら資格を取って転職の準備をするというのもいいですね。まずは興味のある資格について、費用・期間・通学or通信・教育訓練給付金の対象講座かなどを調べてみましょう。
教育訓練給付制度とは受講費用の一部が支給されるというものです。申請のやり方など詳細はお近くのハローワークにご相談ください。

また、未経験の分野への啓発的経験としておすすめなのは、ボランティア参加です。ボランティアといえば福祉分野というイメージがありますが、それ以外にも、災害支援、自然保護、美術館・博物館、観光ガイド、趣味(園芸、パソコン、アロマなどを福祉施設で教える)、国際交流など様々な分野があります。お住まいの地域の市役所などで募集が出ていないか検索してみましょう。

意思決定・実行

自己理解、仕事理解、啓発的経験を踏まえ、どう動くかの意思決定をします。ちなみにこの3ステップは順番が前後しても大丈夫です。取り掛かりやすいものからやってみてください。

応募したい会社が見つかったので、実際に応募してみる。もしくは、応募したい会社がなかったので、今の会社を続けながら副業を考えてみる、資格を取る、ボランティア参加してみてからもう一度考える。今の会社で部署異動を相談してみる。など、それ以外の選択肢もあるかもしれません。

それぞれの選択肢について、実行の難易度・かかる費用・かかる時間などを比較検討して、やってみたいと思った実行可能なことからやってみましょう。

さいごに

転職をしたい。と思うことは決して悪いことではありません。もちろん1社で長く続けることも素晴らしいことです。どちらの選択肢でも必ず得るものはあります。

もし現状を変えたいと思ったら、今の会社に居ながら出来ることはないか、転職する前にできる準備はないか、思い切って環境を変えるか、色々な選択肢を検討してみてください。準備をすることで行動への不安は小さくしていけますので、自分の気持ちを大切にして、動いていきましょう。

あなたの選択と実行を応援しております😊

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