こんにちは。しろまるです。
「引き寄せの法則」についてのおすすめ本を3冊ご紹介させていただきましたので、今回はわたしが現時点で理解して実践している「引き寄せの法則」とはどんなものかについてお話したいと思います。
「引き寄せの法則」を一言で言うと、「自分が放った波動に一致している出来事が起こる、一致している人・物・金が引き寄せられる」です。
これは「引き寄せの法則」を知っている・いない、理解している・いない、意識している・しない、に関わらず、すべての人に自動的に働いている法則というか仕組みです。心臓や内臓や血液が自分で意識せずとも毎日一瞬も休むことなく体内で動いて働いてくれているようなものと考えていただくといいと思います。
大袈裟に聞こえると思いますが、毎日、一瞬一瞬の出来事すべて、引き寄せの法則で日常が出来ているということです。
自分の放った「波動」というとわかりにくいかもしれませんので、言い換えると、自分の放った「気分」「感情」「イメージ」です。
例えば、こうなったら嫌だな〜という不安や嫌な予感が当たってしまった、という時、あなたの放った「不安」「こうなる」という気分やイメージが具現化した(その出来事を引き寄せた)ということです。
職場で苦手なAさんという人がいて「Aさんと一緒に仕事をするのは嫌だ」「Aさんと仕事をしたらきっとコミュニケーションがうまくとれなくて、面倒事が起こって、失敗して、怒られて…」と日々思っていたら、上司からAさんと一緒にやる仕事を指示された。とかですね。(※嫌な人、苦手な人というのは学びの対象として必要だからあなたの人生に登場しているという側面もあります。)
思いの強さ、イメージの強さ、自分の持っている強い信念、こうなるという確信などが、強ければ強いほど強力な引き寄せになります。良いことも悪いこともです。
引き寄せの法則は宇宙の法則で、宇宙は良い・悪いの区別がないと言われています。シンプルに自分が放ったものが自分に返ってきているとも言えますね。あと宇宙は「こうなったら嫌だ」という否定語は理解できないとも言われていますので、わたしたちには「こんなことは願っていない」ということが起こるのですね。
さきほどのAさんの例でいうと「Aさんと一緒に仕事をするのは嫌だ」という「Aさんと一緒に仕事をする」という場面を想像した部分が叶ったということになります。
なので、日頃から「こうなったら良いな」というポジティブな感情やイメージを放つと、自分の願いを叶えやすいのですね。「Aさんと一緒に仕事をするのは嫌だ」という願いの放ち方ではなく、「Bさんと一緒に仕事をしたい/する」という感じです。
「〜は嫌だ」ではなく、「◯◯したい」の方が良いのですが、もっと良いのは「◯◯する」と決めてしまう、断定することです。「◯◯したい」というのは、「いつかは出来たらいいな」「今はそれが叶っていない状態」ということでもあるので、「現状維持」が叶い続ける可能性があります。
「◯◯したい」よりも「◯◯する」と決める、断定する方が早く叶う、というのは何となくわかりますでしょうか?「◯◯する」と思いを放つことは、「もう叶うことは決まっていて、行動する準備ができている」ということなのですね。自分で自分にGOサインと許可出しができている状態です。
わたしが「引き寄せの法則」で理解しにくかったのは、この「自分で自分にGOサインと許可出しができている状態」になることでした。
「◯◯する」という思いを放つには、自分の中で確信に近い状態でないとなかなかできないもので、表面上(顕在意識)で「◯◯する」と思っていても、心の底(潜在意識)で、「本当に自分に出来るのかな失敗したらどうしよう」と不安や迷いがあると、そちらの方が叶ってしまいます。自分に嘘はつけないのですね。
※顕在意識とは、日常的な思考・自覚している意識のことで約5%ほど、潜在意識とは、自覚がなく無意識で約95%を占めるとされている意識のことです。潜在意識の力の方が圧倒的に強いです。
自分の願いは別に人に言わなくていいので、自分の心の中で思ったり、自分しか見ない紙やノートや手帳に書いたりすることは自由ですよね。もし「◯◯する」と断定しても誰にも聞かれたりしませんので、自由に願っていいのです。
結局、自分の願いに対して自分がどう思っているか、GOサインと許可を出す出さないのジャッジをしているのは自分自身なのです。もし人に言って馬鹿にされたり、どうせ無理上手くいかない、叶わないと言われても、自分の中に確信があれば、何を言われても気にしないし平気です。
むしろ自分の中でGOサインが出ている状態で人に言ったならば、応援してくれたり協力してくれたりします。自分の中でGOサインが出ていない状態で人に言ったならば、心配や否定する言葉が返ってきます。自分の放った波動が返ってきているということですね。自分が潜在意識で思っていることを周りの人を通して言わせているのですね。
「◯◯する」と自分の中でGOサインと許可がまだ出せないなという時は、「◯◯したい」と願ってください。無理に「◯◯する」と思おうとしても、逆に不安やハードルが高くなって行動力を奪ってしまいます。
そして、何が不安なのか、「◯◯したい」と「◯◯する」の間にある溝は何なのか、どうしたら「◯◯したい」から「◯◯する」になるのか、あなたを止めているものが何なのか、どうしたら行動に移せるのかを考えてみてください。
「◯◯したい」という思いを持ち続けていると、「◯◯したい」ゲージが溜まっていくと思います。本を読んだり、情報収集したり、すでに叶えている人の話を聞くということから始めてみるといいかもしれません。おすすめはスモールステップです。いきなり大きな行動よりも、抵抗感が少なくハードルの低い小さな行動から始めてみると無理なくゲージを溜めていけると思います。
「◯◯したい」から「◯◯する」に変えていく過程は、自分の中にある「でも自分にはきっとできない」「失敗したらどうしよう怖い」を小さくして、「できるかも」「失敗も学びになる」「やってみようかな」を大きくしていく過程です。自分の信じている「信念」を変えるというのが、「潜在意識を書き換える」ということになります。そして「ワクワク感・楽しそう・やってみたい」という気持ちが「恐怖・不安」より大きくなると自分の中でGOサインと許可が出て行動に移せます。
そう思うと衝動的に絶対これをやりたい!やるんだ!という「根拠のない自信」って最強ですよね。失敗した時のことなど考えず、やるという強い思いと上手くいくイメージだけを持って行動した人が短期間に願いを叶えることがあって、みなさんそういう夢の叶え方に惹かれますし、自分も早く結果を出したい、すぐに叶えたい、と思うと思います。
もちろんすぐに叶うのは素敵ですが、ゆっくり過程を楽しみながら進むのも良いものですよ。
そもそも人の体・脳は、現状維持をする機能「ホメオスタシス」が働いていますので、現状維持が心地良い、急激な変化を恐れる、というのは生命維持にとって当たり前のことで、体・脳の機能が正常ということなのですね(体温が36℃前後に保たれているのは、ホメオスタシスのおかげさまです)。
なかなか叶わないな~という場合も、実は今はまだ叶わない方が自分にとって都合が良いから無意識に自分で自分にストップをかけていることがあります。スピードや叶い方は人それぞれなので、ぜひあなたのGOサインと許可を出せるペースで願いを叶えていきましょうね。
ではまとめです。まずは願いの放ち方、ネガティブな「〜は嫌だ」から「◯◯したい/する」とポジティブに放つということを意識していきましょう。自分の中のGOサインが出やすい小さな願いから始めてみるのがいいと思います。そして叶い癖(自分の願いは叶うのが当たり前)をつけていきましょう。
そして、あなたにとって無理のないペースで「◯◯したい」から「◯◯する」に潜在意識を書き換えていってくださいね。
いかがでしたでしょうか?「引き寄せの法則」について少しでも理解が進みましたら幸いです。「引き寄せの法則」は知っていても、知らなくても自動的に働く法則なので、せっかくなら上手く使って、日々素敵なことを引き寄せて願いを叶えていってくださいね😊
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