こんにちは。しろまるです。
今回は、現状を変えたいとき、何か新しいことを始めたいときや、以前から温めていたことなど、行動したいけれど、なかなか行動に移せないというときの対処法についてです。
状態ごとに見ていきますので、今のあなたはどの状態か考えてみてくださいね。
パワー不足(面倒くさい/しんどい)
まず、行動に移すパワーが不足している状態の場合です。日々の仕事や家事育児で疲れ切ってしまって何か新しいことをする余力がない、何をするのも面倒くさいという方は多いのではないでしょうか。
しかし、日々やることに追われているという方ほど、現状を変えたいという想いは強いと思います。余裕がない状態が続くのは、水量の多いプールで顔だけ出して必死に息をしているような状況なので、身動きがとれず、とてもしんどいですよね。
こういう場合は、新しいことの前に、まずは、心と時間の余裕を作ることが大事です。プールの水量を減らしてから、次の行動という順番で考えましょう。水量が多いまま行動のことを考えると、身動きが取れず諦めてしまい、マイナス思考のループに入ってしまう可能性がありますので、水量が減るまではむしろ次の行動のことを考えない方が良いかもしれません。
パワー不足の時の対処法
では、パワー不足に陥っているとき、心と時間の余裕を作るためにはどうしたらいいか、対処法についてです。仕事であれば仕事の効率化を考える、上司に業務量の調整を相談する、それでもだめなら部署異動の相談をする、転職を考える、などの方法がありますね。
そして、仕事をする上での目標を設定するということも考えてみてください。こういう経験を積みたい。こういう事が出来るようになりたい。スキルを身に付けたい。資格を取りたい。昇給したい。生活のためにできるだけ長く勤めたい。いつまでに転職する。など、人によって様々だと思いますが、終わりや区切りがあると息がしやすくなります。
言われた仕事をただこなすだけでは、どこに向かっているのか自分の気持ちや意志が迷子になってしまいます。モチベーションの維持も難しいですし、都合良く使われやすいです。そうなると主導権が自分に無いので、余裕がなくなっていきます。流されてやるのではなく、目標設定をすることで、何の為に仕事をしているのかが明確になります。「自分で目標を決めてそのためにやっている仕事」と「何となくやらされている仕事」では心の持ち方がきっと変わりますよ。
家事であれば、必要最低限ができればOKとハードルは低くしましょう。自分でハードルを上げていないか見直してみてください。育児の場合は、子どもが●歳になって手がかからなくなったらという区切りを目標にするのも良いと思います。
いずれの場合も、まずは、心と時間の余裕をどうやったら作れるかを考えてみましょう。今すぐには無理でも、期限を決めたり、区切りや終わりを作って、「しんどい状況がずっと続くのではない」と見通しをつけるだけでも気持ちが楽になると思います。
ニュートラル(現状維持が落ち着く/変化への不安)
では次に、時間と心の余裕はある程度あるけれど、行動する気にならない場合についてです。特に大きな問題はなくニュートラルな状態で、現状維持が落ち着く、変化することへの不安がある、という時ですね。そういうときは、特に動かなくていいと思います。現状を満喫してください。
「動かなくていいんかい」と思われたかもしれませんが、現状に満足している、ということであれば動かなくていいと思いませんか?変化への不安があるときも無理に動かない方が良いですね。不安を抱えたまま動くと、その不安が的中します。表面上は気にしていない風に振舞ったとしても根底に不安があると、自分でどんどんその不安を大きくしてしまいますので。
現状に大きな不満はないけれど、ずっとこのままというのも味気ないな。やっぱり何か変えたい。という場合は、興味のあることを色々と試してみましょう。新しい趣味を始めてみたり、行ってみたかった場所やイベントに参加したり、部屋を掃除したり、運動やストレッチをしたり、資格の勉強をしてみたり、などです。
その時に思い付いたことや、あなたがおもしろそうと思ったこと、人から勧められてもし興味が持てたら、とりあえずやってみましょう。あなたに合えば続くでしょうし、続かなければまた他のことを試してみればいいです。
何をやっても長続きしないからな~という方、わたしもそうです。ですから、見つかるまでやってみましょう。やりたくない時はやらなくていいのです。やめてしまっても、合うものが見つからなくても、やってみたことは何も無駄にはならず、あなたの中に経験として残ります。
大事なのは思い付いたらやってみることです。続くか続かないかではありません。継続に重点を置くのではなく、経験してみることに重点を置いて、ぜひ色んなことをやってみましょう。やってみたけど自分には合わなかった、ハマらなかったというのもやってみて学ぶことです。やってみないと、合わなかったということもわからないですからね。
何よりも「行動できた」ということ自体が一番の糧になると思います。ちなみにお金を払うときは、「無駄になるかも」と思うなら無理に行動せず、「やりたいことが叶えられるし、経験の機会を得られるからお金って便利だな~」と惜しまず気持ちよく払えると後悔しにくいと思います。
不安への対処法
変化への不安があるときは動かない方がいいと先ほど言いましたが、では、その不安はどうしたら小さくなるでしょうか。
一度、自分で自分に聞いてみてくだい。「何が不安?」「どうして不安なの?」「その不安はどこから来ている?」
どうでしょうか?新しい趣味を始めるなどの場合は、「すぐにやめてしまうかも」「お金が無駄になるかも」「うまくいかないかも」などでしょうか。
転職などの場合は、「準備不足かも」「情報不足かも」「経験が不足しているかも」「仕事も人間関係もまた1からか」「転職してもまた合わない人がいるかも」「現状より悪くなったらどうしよう」などでしょうか。
趣味などの場合は、先ほどお伝えしたように、続くかどうかよりも経験してみることに重点を置いてみてください。気が乗らないときは動かなくて良いので、やってみようかなと思ったときに動きましょう。道具を揃えるのに費用がかかる場合は、まずお試しでワークショップや未経験者向けの体験講座などから始めてみるのもいいですね。
転職などの場合は、まずは理想をしっかりとイメージしましょう。悪いイメージは悪い現実を引き寄せますし、良いイメージを持って行動すれば良い現実を引き寄せます。経験が不足していると思ったら、今の職場で積める経験はないか、資格の勉強や地域のボランティアなどで積める経験はないか考えてみて、自分で行動のGOサインが出せるまで経験を積みましょう。
いずれの場合も、「不安 > やってみたい」の時に動くよりも、「不安 < やってみたい」になったら動くのがいいですね。「不安」が「やってみたい」より勝っているなら、不安の原因を自分の中で見つけて、どうやったら不安が小さくなって行動に移せるか考えてみましょう。
金銭的な問題
最後に、金銭的に余裕がなくて、やってみたいけど行動できない、という場合についてです。これはシンプルですね。お金を貯めましょう。毎月5千円ずつでも1万円ずつでもいいですから、収支をプラスにすることです。
通信費やサブスク代など無駄な出費はないか、家計を見直したり、同じようなものを買ってしまうことがよくある人は整理整頓からです。整理整頓をして、家の中の物がどこに何があるか、自分で把握できるようになると無駄な買い物が減ります。
今の仕事ではどうやっても給料が上がらない、無理だということであれば、スキルアップや転職も視野に入れましょう。これも金額の目標を決めたり、期限を定めるのがおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現状を変えたいけれど、なかなか行動・実行に移せないという場合の対処法についてお話しました。
まずは今のあなたの状態をチェックして、パワー不足の場合は、行動の前にまずは心と時間の余裕を作りましょう。ニュートラルの場合は、現状に満足しているなら今を満喫して、やっぱり変えたいと思ったら興味のあることからやってみましょう。不安がある場合は、自分の中の不安の理由を考え、「やってみたい」が「不安」に勝つまで、どうやったら不安を小さくできるか考えてみましょう。
あなたが「現状を変えたい」と思ったのなら、きっと変えることが出来ますよ😊あなたの行動を応援しております😊
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