【３Ⅾ言葉】「でも」「だって」「どうせ」を自分が使ってしまうときの対処法

こんにちは。しろまるです。

以前、【３Ⅾ言葉】「でも」「だって」「どうせ」で返してくる人への対処法という記事を書きましたが、今回は、自分が使ってしまうときの対処法についてです。

あなたは会話の中で無意識に、または反射的に「でも」「だって」「どうせ」を使っていませんでしょうか？もし使っているとしたら、まずは自分にはそういうクセがあるんだと認識しましょう。認識できると意識できるので直せます。

直す前提で話をしてしまいましたが、なぜ直した方がいいかをお伝えしますね。
理由は２つです。「相手が不快になる」「自分のことが嫌いになる」からです。

理由①相手が不快になる
対処法①
理由②自分のことが嫌いになる
対処法②
まとめ

理由①相手が不快になる

あなただったら会話の相手がこの言葉を使うとどう感じるでしょうか？肯定ではなく否定の言葉なので、きっとあまり良い気はしないですよね。

以前の記事で書いた通り、この【３Ⅾ言葉】「でも」「だって」「どうせ」で返されると、会話の相手はおそらく不快になります。イライラ、ムカムカして、話すのがしんどくなったり、めんどうになり、話したくないなと感じるでしょう。

対処法①

もし相手の意見と違う場合や反論したい場合、おすすめの対処法は、一旦受け止めるです。

「でも」「だって」「どうせ」を使うときというのは、即反論して相手の言葉を遮ったり、黙らせたい、会話を終わらせたい、論破したい、という意図が根底にあるので、相手の言葉は受け止めずに、流すか弾いています。自分の言葉を流される、弾かれると、された方は嫌ですよね。

一旦受け止めるというのは、相手を肯定するということではありません。相手を肯定も否定もせず、ただ受け止めるだけです。「〇〇さんの意見はそうなのですね。私の意見も言ってよろしいでしょうか」これだけです。シンプルです。

肯定か否定かそれ以外の意見なのかは、あなたの話した内容を聞いて相手が判断します。もし否定的な意見だった場合も、「でも」「だって」「どうせ」を使わないだけでマイルドに相手に伝わります。ケンカ腰にならずにお互い冷静に議論ができるので、おすすめです。

「でも」「だって」「どうせ」を使って論破できると一時は勝って気分が良いかもしれませんが、論破して得られるものは何ですか？優越感？尊敬される？（本当に？）相手を従わせることができる？それは中長期的に見て良いものなのでしょうか？

あの人と話すと論破しようとしてくる。従わないと不機嫌になる。相談しにくい。今度は負かしてやろう。と敬遠されるか敵視されるかになりませんか？切磋琢磨するライバル関係であっても、ギスギスやる必要はなく、穏便にやれば協力もしやすいと思いますので、もしよかったら、一旦受け止めるを使ってみてくださいね。

理由②自分のことが嫌いになる

３Ⅾ言葉を使っていて何より良くないのは、自分のことが嫌いになることです。もちろん理由①の相手を不快にさせないことも大事ですが、一番大事なのは自分です。自分の言葉を一番聞いているのは自分なので、どうぞ自分を不快にさせないであげてくださいね。

①は相手との会話のパターンでしたが、実は、３Ⅾ言葉を自分で考え事をする時や判断する時など頭の中で使っているという方も多いのではないでしょうか。

口に出さなくても、頭の中で考えていることも、しっかり自分は聞いています。

例えば、「〇〇の資格に興味があるから、勉強してみようかな」「〇〇に興味があるから趣味として始めたいな」と思ったとします。「でも時間もお金も無いな。どうせすぐ飽きるんだろうな。だって今まで何やっても続かなかったから」これを聞いて、どう感じますか？自分で自分に３Ⅾ言葉で返されるとちょっと嫌いになりそうではないですか？

もちろん現状維持が悪いわけではありませんが、せっかく思い付いたことを否定してしまうと何もやる気が起きなくなりますよね。

もし家族や友人がこう言ったらあなただったら何と返しますか？
「そうだね。やめといたら」と言いますか？

それよりも、こう言ってもらった方が嬉しいのではないでしょうか。
「いいね。やってみたらいいじゃん」
「お金を貯める目標ができたね」
「もし途中でやめてもきっと良い経験になるよ」

家族や友人に温かい言葉をかけるように、自分自身にもその言葉をかけてあげてくださいね。

ちなみに、現状維持が勝つ場合は、体調や気分が優れずそれどころではない、現状に満足しており変化を望んでいない、本心でやりたいことではない可能性などがあるので、無理にしなくて良いと思います。何より、体調や気分が優れないときは無理をせず焦らずまず回復につとめてください。