こんにちは。しろまるです。
今回は、完璧と完璧主義についてです。
あなたは「完璧主義」をどう思う?
あなたは「完璧主義」と聞くと、どのように感じるでしょうか?
かっこいい
すごい
尊敬する
憧れる
職人気質
ストイック
プロ意識が高い
そうなりたい
そうなりたくない
すごいけど疲れそう
苦しそう
妥協を許さない感じ
完璧な人は近寄りがたくてちょっと怖いイメージ
劣等感を感じる
プライドが高そう
そもそも完璧がどういう状態かわらない
などなど、人それぞれ色々なイメージや持っている印象が浮かぶと思います。
特に正解も不正解もないので、どんなイメージや印象を持っていても構いません。
構いませんが、もしよかったら、「完璧主義と聞いて、なぜ自分はそう思うのかな?」ということを考えてみていただくと、ご自身の今の状況や考え方のクセや思い込みが見つかる可能性があります。これは色んな言葉に対して日々、「なぜ自分はそう思うのかな?」をしていくと、セルフカウンセリングになり、自分のことがわかってくるのでおすすめです。
例えば、完璧主義に対して「しんどそう」「苦しそう」と思う場合、きっとそれは「無理しているな」と思うからです。人から強いられている状況なのかもしれませんね。
「近寄りがたくてちょっと怖いイメージ。劣等感を感じる。プライドが高そう」と思う場合は、「過去にそういう人がいて嫌な思いをした」のかもしれません。周りを敵や競争相手と思っていたり周りにも完璧を求めるタイプの人が近くにいると疲れてしまいますね。
いずれの場合も、完璧という言葉が重荷やプレッシャーになっている、という感じです。
なので、「完璧」に対して良くないイメージがわきやすいのですね。
もちろんその重荷やプレッシャーを克服することに燃える、やりがいがあるという方はその状況を楽しめるので良いと思います。
しかし完璧主義にこだわって自分で自分を縛ってしまったり、人から言われて嫌々やっていることや、他人からの評価の為だとつらくなってしまいます。そういう場合は、考え方をゆるめてみたり、本当にこれは自分がやりたくてやっていることなのかどうかを考えてみましょう。
完璧主義は良いもの?
完璧主義は、とくに良いも悪いもありません。目指してもいいし、目指さなくてもいいです。
ただ、本来、自分がやりたいことなら、誰に言われるまでもなく、もっと精度を上げようとか、より良くしていこうと、楽しく取り組んでいることでしょう。それは自分の中での向上心なので、他人に矢印は向かないですし、きっとそういう人は周りから見ても楽しそうで感じも良くて謙虚で尊敬できるし、自然と応援したくなりますよね。わたしは棋士の藤井聡太さんが思い浮かびました。
藤井聡太さんが苦しそうだったりしんどそうに見えたとき、それは本人に聞いてみないとわからないですが、「自分がやりたくてやっているかどうか」で考えてみると良いのではないでしょうか。
完璧とは?
「そもそも完璧がどういう状態かわらない」と 最初の方の思い浮かぶイメージに書きましたが、これはわたしが思ったことです。
完璧の意味は、”欠点や不足がまったくないこと”[出典:goo辞書]ですが、目指している「完璧」な状態や状況が人によって違うことと変わること、定義されていることでも時代や時間の経過によって変化したりするからですね。
藤井聡太さんにとっての完璧とはどんなものでしょうか。将棋は詳しくありませんが、きっと終わりなく研鑽されていくものなのでしょうから、進化し続けていくのでしょう。そうなると完璧はない、となってしまいますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
やりたくないけど嫌々目指しているのか、好きなことで楽しみながら目指しているのかで「完璧主義」という言葉の印象が真逆になりますね。
目指しても目指さなくてもいいし、そもそも「完璧」は人によって様々で定義がむずかしい。苦しみながらでも楽しみながらでも人それぞれです。ただし他人に強要するものではありませんね。
最後に、ここまでの話をひっくり返すようですが、実は、「みんな、そのままで完璧」なのです。本来は、存在しているだけで何も足さなくていいし、何も引かなくていいので、それに気付けるととても楽に生きられます。あなたは元から完璧なので、完璧は目指すものではなくて、思い出すもの。というお話をまた別の機会にしようと思います。今回のお話は、存在しているだけで完璧で、それにプラスアルファやりたいことを楽しんでやれたらいいねということをお伝えしたかったのです。
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