こんにちは。しろまるです。
今回は、セルフラブについてお伝えします。
『ラブ』と聞くと、なんだか大げさ。気恥ずかしい。話が大きいな。と思うでしょうか?
日本人は日常であまり使いませんよね。
では、「あなたは、自分のことが好きですか?」
という質問でしたらいかがですか?少し考えてみてください。
「はい、好きです」
「まあまあ好きかな」
「いいえ、好きじゃないです」
「あまり好きじゃないかな」
「好きなところと、嫌いなところがある」
「どちらでもない」
「わからない」
人それぞれ色んな回答があると思います。
では、その回答を踏まえて、もう1つ質問です。
「あなたは、自分のことを大切に扱っていますか?」
いかがでしょうか?
2つの質問にどちらも「はい」と答えられたらセルフラブに気付けていると思います。すばらしいです😊
「自分のことを大切に扱うってどいういうこと?」と思われた方は、自己犠牲をしていないか、自分に無理をさせ過ぎていないか、自分の本音を聞いてあげているか、自分の望みを叶えてあげているか、自分の体や心をお手入れしてあげているか、と考えてみてください。
自己犠牲とは、自分が我慢すればいいとやりたくないことをやっている状況ですね。
自分に無理をさせ過ぎているというのは、自分の許容量(キャパシティ)を超えてがんばり過ぎている状況です。
自分の本音を聞いてあげているかというのは、自分がどうしたいかが自分でわかっているか。
自分の望みを叶えてあげているかというのは、自分のやりたいことをやっているか。
自分の体や心をお手入れしてあげているかというのは、自分を癒す時間を取れているか。という感じですね。
もし今、できていなくても大丈夫です。できるようになりますからね。
子育てや介護をしている、仕事が忙しいという方は、どうしても自分のことは後回しになってしまいますよね。それはすごいことですよ。がんばって日々タスクをこなして、あなたは本当によくやっています。自分で自分をほめてあげてください。すばらしいです。
何とか回っているからいいや、忙しいと燃える、マルチタスクをこなせている自分が好きという場合は、現状を無理に変える必要性を感じていないかもしれませんので、自分が今、どう感じているかが大切です。
もし今、自分を大切に扱っていないな。しんどいから現状を変えたいな。と思われたら、その場合はまず、「自分と自分以外のことの境界線をはっきりさせる」ということを意識してみてください。
流されるのではなく、あくまで自分でコントロールするんだと意思を持ってください。自分のことだけは、自分でコントロールできるようになっておくと、外からくる様々なタスクを冷静に受けとめられるようになっていくと思います。
自分の機嫌は自分でとる方法はセルフケアの記事をご参考になさってください。
そして、外から来るタスクは、「自分で無理なくできる分だけやろう」と決めてください。一人でがんばり過ぎていないか、完璧主義になっていないか、もしそれをやらなかったどうなる?手を抜いたらどうなる?必要最低限のレベルはどこまでだろう?必要最低限以上にがんばる必要はある?と自分に聞いてみてください。
自分の許容量(キャパシティ)を大きく超えると、ストレスが大きくなって思考停止してしまいます。自分のキャパより、ちょっと大変だけどいけるかなというのは成長の為の良いストレスになりますが、成長よりもまずは先に、現状を把握して、無理をしないことを優先してください。現状に余裕が出来たら、成長を考えるといいですね。
まとめるとこんな感じです。
①自分と自分以外のことの境界線をはっきりさせる
②自分のことだけは自分でコントロールできるようになる(自分で自分の機嫌を取る)
③タスクは無理なくできる分だけやる、と決める
④自分の許容量(キャパシティ)を把握する
⑤それぞれのタスクは自分の許容量(キャパシティ)で無理なくできるところまでとする
⑥目の前のことを「やりたいこと」「やりたくないこと」「やりたくないけど必要だからやること」に分類する。
⑦「やりたくないこと」はやらない。「やりたくないけど必要だからやること」は必要最低限にする。「やりたいこと」をやる。
⑧自分を癒す時間を取る。
⑨心と時間に余裕ができたら、自己成長にトライする。
ぜひ自分を大切に扱ってあげてください。そうすると「あなたは、自分のことが好きですか?」という質問の答えも「はい、好きです」に近づいていくと思います。「あなたは、自分のことが好きですか?」という質問は、自己一致していますか?という意味です。
余裕がない状況や、自分でコントロールできない状況、やりたくないことをやっていて、やりたいことがわからない・できない状況、こういうことが続くと自分のことが好き嫌い以前に、考えられないですよね。
「やりたいこと」と「やりたくないこと」が明確になっている、「やりたくないこと」も、「やりたくないけど必要だからやること」と自分でわかっていれば、それはコントロールできている状態ですよね。こうして状況を整理していき自分の本音を聞くようになると、自分のやりたいことがわかるようになって、いずれやりたいことができるようになっていくと思います。
ちなみに、自分のことを好き・嫌いというのは、そのときの状況であって、良いときも悪いときも実は人はどんなときも自分のことをずっと愛しています。気付いていないだけで。
自分で自分を満たせると、セルフラブに気付けるということですね。実はそこにずっとあった!というお話でした。
ぜひセルフラブに気付いてあげてください😊
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